開発統括部 R.M
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豆乳嫌いだった高校生の頃、初代「ひとつ上の豆乳」を飲んで豆乳好きに。今回、開発担当となり、うれしくも重責を感じたという。
開発統括部 S.B
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「ひとつ上の豆乳」フルリニューアルの商品企画を担当。伝統を継承しつつも、いかに時代に即して進化させるかに挑戦した。
M.R:「ひとつ上の豆乳」の無調整豆乳は大豆固形が11%も含まれています。大豆の濃度が高いにもかかわらず、国産プレミアム大豆を使うことで、すっきりした味わいとなり一段とおいしくなりました。
S.B:一般的な無調整豆乳は大豆固形分9%のものが多いんですよね。わずか2%の違いと思われるかもしれませんが、大豆のコクや甘みが上がる分、特有の青臭みや収れん味も強くなるので無調整で11%の商品は実はあまりないんです。「無調整豆乳で、こんなにゴクゴク飲めるなんて!」と驚いていただけるはずです。
M.R:初代「ひとつ上の豆乳」の発売時、濃紺のパッケージは非常に斬新でした。それから12年が経ち、この濃紺を資産としつつ時代に即したパッケージデザインに進化させようと、豆乳のなめらかさを伝えるシズル感を加え、豆乳飲料はフレーバーカラーを初めて採用しました。一番チャレンジしたのは「紅茶」です。ロイヤルミルクティーのような上質感を彷彿させる紫色を採用しました。
S.B:「紅茶」に関してはパッケージに紫色を使うと聞き、フランスの老舗紅茶店のイメージが思い浮かんだんです。それがヒントになって高級感のある風味が出せました。
S.B:豆乳飲料の開発では、いかに「ひとつ上の豆乳」らしい高級感を表現するかがポイントでした。「あまおう」は、濃くて赤い苺を丸かじりした時に味わえるような本物感を目指して、様々な品種を購入して食べ比べを行い、「白桃」も様々な桃を食べてはジューシー感を検討するなど、諸橋さんたちと意識を共有して開発を進めました。
苺や桃は本物のフルーツが味の基準となるので、それを飲料として表現するために栄養成分を調べたり、原料を足したり引いたり。「ココア」は甘いだけでなく、ほろ苦さと甘さのバランスを何度も確認しました。トップにビターチョコレートフレーバーを添加し、カラメルソースを加えることで大人のほろ苦さを表現しています。「紅茶」はいろいろな茶葉を煮出して何杯も飲み、最終的にはオリジナルブレンドに。いずれも苦労しましたが、ひとつ上のおいしさが出せたと思っています。
M.R:今回の「ひとつ上の豆乳」は、豆乳好きの方はもちろん、豆乳が苦手な方にもきっとおいしいと感じていただけると思います。豆乳飲料は元々のフルーツの味などがしっかり楽しめるので、そのまま味わってみてください。ぜひストローで、鼻にぬける風味も楽しんでいただければうれしいです。
S.B:お気に入りが一つそばにあるだけで、日々いろいろなことがあっても幸せになれるもの。「ひとつ上の豆乳」を飲んだときの満足感は、そういうものだと私は思うんです。仕事や育児、家事などで疲れたときに、おいしくてからだにも良い「ひとつ上の豆乳」を飲むことで、 心身ともに元気になれる。そんなひとつ上の幸せを感じていただきたいですね。
※記事内容は、2021年9月1日現在のものです。