開発者の声

“牛乳にできることは豆乳にもできるはず!”植物由来にこだわった豆乳ヨーグルトを“すべての原材料を植物由来にすること”をコンセプトに掲げ、生菌タイプの豆乳ヨーグルト「豆乳グルト」の開発に挑戦
“牛乳にできることは豆乳にもできるはず!”植物由来にこだわった豆乳ヨーグルトを“すべての原材料を植物由来にすること”をコンセプトに掲げ、生菌タイプの豆乳ヨーグルト「豆乳グルト」の開発に挑戦

“豆乳を乳酸発酵させる”とひとことで言っても、みなさんにおいしく食べていただくには、
いくつものハードルを越えなければなりませんでした。
豆乳と相性の良い乳酸菌探しや、品質の安定を図るための技術の確立など、さまざまな苦労がありました。
植物由来にこだわった「豆乳グルト」にかける開発者の想いをご紹介します。

開発統括部 岩崎充弘

豆乳と相性の良いTUA4408L乳酸菌との出会いで「豆乳グルト」が誕生

開発統括部 研究開発室 室長 岩崎充弘

乳のヨーグルトと明確な差別化を図るため、数多の植物由来の乳酸菌から豆乳と相性の良い菌を探していく中で、東京農業大学名誉教授岡田早苗先生が発見した、長野県木曽の伝統漬物「すんき」から分離した乳酸菌TUA4408Lに出会いました。この菌で豆乳を発酵させたところ粘性を形成し、滑らかにすることで良いテクスチャーとなったため、乳酸菌TUA4408Lを使用することに決めました。しかしながらこの乳酸菌TUA4408Lは植物由来のため発酵力が旺盛で、生きた乳酸菌を製品中で制御するのに苦心しました。試行錯誤の末、菌をコントロールする技術を確立したことで、2010年「豆乳グルト」が誕生しました。

開発統括部 菅原誠

『家族全員でヨーグルトが食べられる、ありがとう。』の言葉が忘れられない

開発統括部 研究開発室 研究課 課長 菅原誠

製品化の前のタイミングで「豆乳グルト」の担当を引継ぎました。発売当時は認知度が低かったため、営業商談やイベントに参加してお客様の声に耳を傾けたり、自ら商品説明をする活動も行いました。発売1年目のあるイベントで乳アレルギーのお子様がいるご家族の方に『家族全員でヨーグルトが食べられる、ありがとう。』と言われたのが今も忘れられません。様々な苦労がありましたが、待っていてくださるお客様のためにも今後も期待を裏切らない商品づくりをして参ります

開発統括部 諸橋里沙

「豆乳グルトじゃないとダメ!」と言っていただける商品開発を

開発統括部 研究開発室 開発1課 諸橋里沙

最近では乳のヨーグルトの代替としてだけでなく、豆乳ならではの栄養成分を評価いただいております。現在はプレーンタイプのみのご用意ですが、ラインナップを拡充すべく日々試作に励んでおります。既存のお客様はもちろん、まだお試しいただいたことのない方にも手に取っていただき、また「豆乳グルトじゃないとダメ!」と言っていただける商品開発をしていきたいです。

開発統括部 山下順弘

TUA4408L乳酸菌の特性を活かした技術開発が使命

開発統括部 研究開発室 研究課 山下順弘

「豆乳グルト」は今では多くの方にご支持いただいておりますが、まだ乳のヨーグルトに及ばない面があります。乳ヨーグルトに負けない美味しさ、TUA4408L乳酸菌の特性を活かした新しい製品や技術開発を実現することが担当者としての使命だと思っています。業界シェアNo.1を維持し続けることへの重責は感じますが、自分自身の手で商品を成長させられるというワクワクした気持ちの方が強くあります。

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