豆乳と大豆イソフラボン
健康や美容に良いイメージのある大豆イソフラボン。大豆に含まれる成分ですが、どのようなものなんだろう?と思っている方も多いのではないでしょうか。本記事では大豆イソフラボンとその種類、吸収しやすい大豆イソフラボンを含むうれしい商品をご紹介します。
大豆イソフラボンって?
大豆イソフラボンとは、ダイジンやゲニスチン、グリシチン等の成分の総称です。ポリフェノール類の仲間で、フラボノイド群に分類されます。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと構造が類似しており、エストロゲンに似た働きをします。体のホルモンバランスを整えてくれ、更年期障害の改善や骨粗しょう症の予防、PMSや乳がん、および前立腺がんの予防などに良いと言われています。

そんな大豆イソフラボンは、大豆の中に0.2~0.3%しか含まれない貴重な成分。イソフラボンは葛の根にも含まれ、アルファルファや赤クローバーにも認められるとされますが、日常的に摂取できる身近な食材としては「大豆」が最適でしょう。大豆と水から作られる豆乳には、200ml当たり約80mgのイソフラボン(配糖体として)が含まれています。大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値70〜75mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)(出典:食品安全委員会)なので、一日200ml以内を目安に飲むと良いでしょう。

吸収しやすいイソフラボン「アグリコン型イソフラボン」
通常、イソフラボンは糖とアグリコンが結びついた形(配糖体型イソフラボン)で存在しており、豆乳に含まれるイソフラボンのほとんどがこれに該当します。このままの状態では吸収されにくく、吸収を良くするためには腸内細菌によって糖を分離しなければなりません。しかし、腸内のアグリコン化能力には個人差があるため、イソフラボンの吸収量にもばらつきが生じてしまいます。
そこで紹介したいのが、乳酸菌も植物由来にこだわり豆乳を発酵させた、豆乳ヨーグルト"豆乳グルト"。豆乳グルトの植物由来の乳酸菌TUA4408Lにより発酵が進むと、配糖体から糖が切り離され、「アグリコン型イソフラボン」に変化します。そのため、配糖体型イソフラボンと違い腸内環境に左右されることなく、イソフラボンを効率よく吸収することができます。


紹介した商品はこちら

豆乳グルト 400g / 国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト 400g
乳酸菌も植物由来にこだわり豆乳を発酵させた、コレステロール0、大豆イソフラボンも摂取できるプレーンタイプの豆乳ヨーグルトです。「お通じを改善する」機能性表示食品です。乳成分不使用なので、乳アレルギーの方にも安心してお召し上がりいただけます。
商品はこちら豆乳製品で大豆イソフラボンを摂取しよう
大豆イソフラボンが大豆に含まれる成分で、豆乳をはじめとする大豆製品に含まれていることが分かりました。女性ホルモンのエストロゲンと構造が類似しており、エストロゲンに似た働きをしてくれるため、女性にうれしい成分です。また、吸収しやすいイソフラボン「アグリコン型イソフラボン」を含む”豆乳グルト”を紹介しました。おいしく効率的に、大豆イソフラボンを摂取しましょう。