ラテアート世界チャンピオン直伝!アーモンドミルクとコーヒーのお話
1月23日はアーモンドの日。手のひら1杯分のアーモンド(約23粒・30g)だけで一日に必要なビタミンEを摂取できることから、「1」日「23」粒という数字にちなんで1月23日に設定されました。
そんなアーモンドの栄養素を気軽に摂れるのが「アーモンドミルク」です。カフェのカスタムメニューとして目にしたことがある方も多いのでは?当記事では、アーモンドミルクやアーモンドミルクラテの特長、おいしいアーモンドミルクラテラテの作り方について、ラテアート世界チャンピオンである小川珈琲吉川バリスタにご紹介いただきます。
アーモンドミルクとは
アーモンドミルクとは、水に浸したアーモンドを細かく砕いた細片を漉して作る(※)、植物性ミルクです。美容と健康に良いといわれるアーモンドの栄養素を、まるごと摂ることが出来ます。アーモンドミルクの特長は、牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロのヘルシーな点。また、乳糖やグルテンを含まないので、これらの物質に過敏な人や不耐症の人も安心して飲むことができます。
※家庭で作る場合
日本食品標準成分表(七訂)より
※マルサン「毎日おいしいローストアーモンドミルク砂糖不使用」の分析値より
相性抜群!アーモンドミルクラテ
アーモンドミルクラテは、アーモンドミルクに濃い目に抽出したコーヒー(エスプレッソなど)を混ぜたものを指します。コーヒーとアーモンドは相性が良く、お互いのフレーバーを引き立て合います。お砂糖を入れなくても、ほんのり甘さを感じるのがアーモンドミルクラテの特徴です。
アーモンドミルクに合うコーヒー
アーモンドラテを家でも楽しみたいけれど、どのコーヒーが合うのかわからない… そんな方のために、アーモンドミルクに合うコーヒー豆を吉川バリスタに伝授いただきました。
- ① 毎日おいしいローストアーモンドミルク 砂糖不使用 × インドネシア(中煎~深煎)
- さっぱりとした飲み口で、優しいアーモンドの風味が活かされている「砂糖不使用」には、ハーブやスパイスの香りを纏ったインドネシアのコーヒーがおすすめです。
- ② 毎日おいしいローストアーモンドミルク オリジナル × ブラジル(中煎~深煎)
- アーモンドの濃厚な風味と滑らかな口当たりの「オリジナル」には、チョコレートやナッツフレーバーが特徴のブラジルのコーヒーがおすすめです。
基本のアーモンドミルクラテの作り方
自宅でカフェ気分を堪能したいけれど、ラテを自分で作るのはハードルが高いと思っている方も多いのではないでしょうか。そんな方に、エアロプレスを使用したアーモンドミルクラテの作り方を紹介します。
材料
-
アーモンドミルク
(オリジナルor砂糖不使用) - 130g
- お好みのコーヒー(極細挽)
- 20g
- 抽出用のお湯(91℃)
- 80g
コツ・ポイント
抽出器具は普段お使いになっているもので代用できます。いつものコーヒーより濃い目に味わい調整し、温めたアーモンドミルクと合わせてください。コーヒーとアーモンドミルクの比率もお好みにあわせて楽しんでください。
作り方
コーヒーを極細に挽く。
カップにエアロプレスをセットし、コーヒー20gを入れる。
30gのお湯を優しくコーヒー全体にかけ、30秒蒸らす。
50g注湯するし、すぐにパドルで10回攪拌する。
プランジャーを5㎜程度差し込み20秒間蒸らす。
優しくプレスする。
温めたアーモンドミルクをカップにいれ、6のコーヒーを混ぜる。
やさしい甘さと香ばしい風味で、コーヒーとの相性がよいアーモンドミルク。
ぜひアーモンドミルクを使ったラテで、カフェ気分をお楽しみください。
レシピで使用する商品はこちら
監修
吉川寿子 さん
小川珈琲チーフバリスタ
2013年にJLAC(ジャパンラテアートチャンピオンシップ)で優勝し、日本代表として参加したWLAC(ワールドラテアートチャンピオンシップ)で世界チャンピオンに。現在は後進の指導や競技会トレーナー、セミナー講師など多岐に渡って活躍。「小川珈琲」のチーフバリスタを務める。