大豆と○○シリーズ第3回「大豆と女性」
女性ホルモンの変化による身体の変化を理解することが大事
女性ホルモンの変化による身体の変化を理解することが大事
女性は、ホルモンの影響を大きく受けて、人生を歩んでいきます。女性ホルモンの変化を理解していくことは、女性として活き活きと生活していくためには大事なことです。ここでは、女性の一生を思春期、成熟期、更年期、老年期に分けて説明していくことにします。
1.思春期 - 8、9歳から 17、18歳ぐらいまで
月経がはじまり、女性ホルモンの分泌が増える時期。女性らしさが備わる大事な時期で、妊娠や出産に向けての準備が整います。
・起こりやすいトラブル:肌トラブル(ニキビや肌荒れ)、月経不順や月経痛
2.成熟期 - 18、19歳から44、45歳くらいまで
女性ホルモンの分泌が盛んな時期。月経周期も安定し、心身共に安定する時期。女性らしい体つきとなり、妊娠や出産などライフイベントも増える期間です。
・起こりやすいトラブル:PMSや子宮内膜症や子宮筋腫、月経困難症など、肌トラブル、不妊
3.更年期 - 44、45歳ぐらいから55歳ぐらいまで
女性ホルモンが低下し始め、閉経が起こる前後5年ぐらいの時期。個人差は大きいですが、心身のバランスも不安定になってくると言われています。
・起こりやすいトラブル:更年期障害、肌トラブル(シミ・しわ)、肌老化、血液数値の変化(コレステロール値)
4.老年期 - 更年期を過ぎた50代半ば以降
女性ホルモンが緩やかに減少し始め、生活習慣病のリスクも高くなる時期。女性ホルモンのお陰で維持していた骨、血管、筋肉、お肌などには変化が現れます。
・起こりやすいトラブル:骨粗しょう症、筋力低下、脂質代謝異常、動脈硬化など
各ステージの女性に対してマルサンアイの商品が貢献できること
各ステージの起こりやすい女性特有のトラブルに対して私たち大豆(豆乳・みそ)の会社はどのように貢献できるのか?健康で健やかに活き活きした女性を応援するために、これまで弊社の取り組んできた内容や最新情報を盛り込んで女性のための大豆(豆乳・みそ)を取り入れた食生活のご提案をしていきたいと思います。大豆に含まれる大豆イソフラボンや大豆たんぱく質、鉄やマグネシウムなどのミネラルが各ステージの女性の症状にどう影響していくのか、ご紹介していきます。
監修
北島百合子先生
産婦人科医
監修
小川 静香先生
管理栄養士・公認スポーツ栄養・博士(医学)
日本女子大学家政学部卒業後、東北大学大学医学系研究科運動学分野を修了。企業では、豆乳や大豆の機能性に関わる研究に従事し、管理栄養士として幅広く活動してきた。趣味の筋トレとトライアスロンのトレーニングにみそや豆乳を活用し、体作りや大会に向けたコンディショニングを実践する中で、スポーツ栄養の重要性を感じ、アスリートへの栄養サポートを実施。最近では腸内環境を専門的に学び、その知見をいかした栄養セミナーなども行っている。