近年注目されている「植物性ミルク」
地球の未来のためにも、良質なたんぱく質を
若いうちから取り入れて欲しい
谷口:一般的に植物性ミルクは、温室効果ガスの排出、土地の利用、水の利用が少ないと言われています。海外のプラントベースミルクの人気拡大により、国内でも多様な種類の植物性ミルクを見かけます。日本人が昔から馴染みのある大豆製品は、最も私たちの口に合うのではないかなと思います。
将来の地球環境を守るために、私たちがすぐに実践できて、美味しく継続できる取り組みのひとつが「豆乳を飲むこと」だと考えています。
水谷:たんぱく質は身体づくりに必要な栄養素ですので、ぜひ若いうちから意識して摂取していただき、健康な体を維持していただきたいです。普段忙しくて食事を抜いてしまう人は、豆乳であれば手軽にさっと飲め、日常生活に取り入れやすいと思います。気軽なたんぱく質摂取源として、ぜひ豆乳を活用していただけたら嬉しいです。
若い2人が携わる商品・味の「設計」
谷口:開発課で「ひとつ上の豆乳」の設計を担当しており、ココア・あまおう・和栗の設計に携わりました。あまおうは大手コンビニエンスストアへ導入、和栗は日本アクセス様の2023年秋冬新商品グランプリにてグランプリを受賞し、社内外でも評価をいただきました。そこで、新商品を企画することで商品設計スキルを磨きたい、さらに美味しい商品を作りたいと思い、企画課にてひとつ上ブランドに携わって半年になります。
お客様の反応は調査結果や通販サイトの口コミ、SNS等を見て判断しています。全ての意見を拾うのは難しいですが、出荷数量が落ちている=消費者の購入意欲が落ちていることに繋がるため、定期的に商品の見直しを実施しています。
水谷:「ひとつ上の豆乳」シリーズの味設計を担当しています。どのような原料が使われているのか勉強するところから始まりました。経験豊富な先輩方にご指導いただきながら仕事に取り組んでいます。
お客様からいただいた全てのご意見を商品に反映させることは難しいのですが、いただく頻度が多いものについては、できるだけ取り入れていきたいと考えています。
例えば、最近だと豆乳に限らず甘さ控えめな飲み物を求める人が増えています。その点を踏まえ、甘さを抑えた味でリニューアル発売した商品もあります。市場のニーズに合わせて配合を見直すことで、より多くのお客様に満足していただけるようになると思うため、今後もブラッシュアップは継続していきます。